ボーディングスクール受験日記

私は二児の母です。主婦です。娘の高校留学のために奮闘した記録を残したいと思いブログを始めました。これからアメリカの高校を受験しようと考えている方、興味がある方の参考になれば嬉しいです。

学校見学&面接② アメリカ・ニューハンプトンスクール(ニューハンプシャー州)

アメリカ ニューハンプシャー州 New Hampton School

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ボストン空港から北へ車で1時間45分ほどのところにあるおしゃれな校舎でした。

私たちは先のブログのTILTON SCHOOLから

 

ryugakukun.hatenablog.com

 

そのまま移動したので、車で15分ほどで到着しました。

アドミッションオフィスに入ると、私たちの他に2組の親子が来ていました。2組ともアメリカの家族らしく流暢な英語でオフィスの方と堂々と(そう見える)話をし、勝手にオフィスにおいてあるコーヒーをおかわりしたりしているのを見て一気に不安になり、厳しいかも・・・と思ってしまいました。(私にもコーヒーはすすめてくれてました)

 

この学校はエージェントの紹介ではなく、自分たちで学校のHPをみて、HPから面接の予約をした唯一の学校でした。メールで予約の返信はあったものの、ちゃんと予約がとれているかの不安もありました。

アドミッションオフィスで待っていると、スクールツアーガイドの日本人の学生が来てくれて、1時間かけて案内してくれました。今この学校には日本人は彼女一人だけという話でした。(2017年3月現在)

 

どの学校もそうですが、とにかく敷地が広いので、すべて回ることはできないのですが、だいたい食堂、売店、体育館、講堂、寮、教室1~2はまわって見せてくれます。それぞれが離れているのでこれだけで1時間ぐらいかかります。

 

途中、コーヒーを片手にベビーカーをひいている男性を見かけました。その人は先生で、自分の授業がない時は自分の子供の散歩や一緒に遊んであげたりしている、と聞き驚きました。たしかに敷地内に先生の家もたくさんあるのでそういうことも可能です。ベビーカーをひく先生というのが、なんともほのぼのしていて素敵だなあと思いました。

 

最初にここが見たいと言ったらたぶん案内してくれると思いますが、基本ルートは決まっているような感じがしました。

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食堂はサラダバーやドリンクバー、パンバーがあり、お肉やお魚などメインは壁側奥の対面カウンターのようなところにあるみたいでした。訪れた学校はどの学校も似ていました。のどが渇いていたのでドリンクバーをじっと見ていたら、「もしよかったら飲みますか?全然いいですよ」と案内係の女の子が言ってくれましたが、さすがに遠慮しました・・・。

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部活のロッカー室。にぎやかな声が聞こえてくるようでした。

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こちらが女子寮のリビング!とにかく素敵でした!センスの良さを感じました。これは夜に楽しくおしゃべりしている様子が浮かんでくるようでした。

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こちらも同じ寮のリビングの手前にあるキッチンコーナーです。訪れた学校の中で一番充実していました。

 

スクールツアーを終えてアドミッションオフィスに戻ると、1枚の紙を渡され、「簡単な質問だから、記入して待っててください」とのこと。ですが、そんな簡単ではなさそうでした。提出してしまったので内容は定かではありませんが、質問が8個ぐらいあり、その中にもしも魔法が使えるならどんな魔法?という質問はありました。

娘はみんなを笑顔にできる魔法と答えていた気がします・・・。

 

その後いよいよ面接です。この時点でかなり疲れていました。まず娘だけ部屋に入っていきました。まつこと30~40分。戻ってきたと思ったら私が呼ばれました。

準備していた質問、ツアー中にメモした紙を見ながら、つたない英語で時間にして7~8分お話して終わりました。この学校はIB(国際バカロレア)を導入しているアメリカでは数少ない学校で、この学校の特色でもあります。それについて質問されましたが、私の準備不足で、すごいですね、みたいなことしか言えませんでした・・・。IBの知識が少ないのに質問するのもやぶへびのような気もしてました。(言い訳です!)

 

エージェントの方に「学校見学と面接は一日1校にした方がいいですよ、1校でもぐったりですから」と言われていたのがよくわかりました。ホテルに着いたら疲れすぎて二人で寝てしまいました・・・。

 

*最後学校から帰るときに、合否のことを言ってくれると思います。たとえば、1週間以内にメールで知らせます、など。言われないときは自分から聞いた方がよいと思います。やきもきすると思いますので。