ボーディングスクール受験日記

私は二児の母です。主婦です。娘の高校留学のために奮闘した記録を残したいと思いブログを始めました。これからアメリカの高校を受験しようと考えている方、興味がある方の参考になれば嬉しいです。

受験に必要な書類④ アルバム

f:id:ryugakukun:20170727211331j:plain

面接をSkypeではなく、アメリカの学校に受けに行く場合

 

自己PRのために、写真アルバムをつくるといいと思います。娘も作って持参しました。

 

見開きでA2ぐらい、閉じるとB4ぐらいの大きさの型紙に、家族、友人、部活、ペット、祖母、学校のクラス、などで活動的に楽しんでいる様子がわかる写真をペタペタと貼り、枠外に「Family」や「Best Friends♡」などを書いてシールを貼ったりして仕上げました。

 

娘は面接を現地の学校で4校受け、どの学校でも話のきっかけになったり、場が和んだそうです。持って行って良かった!と言っていました。

 

f:id:ryugakukun:20170727211810j:plain

 

*ちなみに型紙やシールは、東急ハンズやLOFTなどで色々な種類のが売っています。

 

 

受験に必要な書類③ 願書

願書の作成にかなり時間が必要です

f:id:ryugakukun:20170727120511j:plain

 

願書 ここでは共通アプリケーションフォームであるTABSの願書について説明します。(私の娘はTABSとSSATのアプリケーションフォームを使いました)

 

①通っている学校への関心や参加について、また、過去2年間にとった賞や栄誉

(例えば運動会実行委員をして学校に貢献した、学校内の〇〇コンテストで1位、学校のマラソン大会で入賞、入っている部活の成績など)

 

②趣味や夏のアクティビティへの参加について

(例えば参加したアメリカのサマースクールの話、家族旅行の話、など)

 

③学校外での趣味や活動について、また、過去2年間にとった賞や栄誉

(例えば〇年間バレエを習っていてコンクールで入賞した、学校外のサッカーのクラブチームでの大会出場、バイオリンを〇年間習っているなど)

 

④なぜボーディングスクールに行きたいのか、そこで何が得られるか?

(これは個人個人さまざまなので・・・。娘の場合は自分の新しい可能性を見つけたい、環境が変わることで自分の人生を色濃くしたい、ようなことを書いていました。また詳しくどこかで書きたいと思います。)

 

⑤過去1年間の読書で一番楽しめた、感銘をうけた本

(これは、「アンネの日記」や「ハリーポッター」など世界的に有名な本や話題の本にしない方がいいと思います。たくさんの人と比べられてしまうし、審査する人が内容をよく知っていると審査が厳しくなると思うからです。娘の場合は中学の時の課題図書にしました。日本の作家の本です。何度も読んでいたし、内容も駅伝に向かうランナー達の話で書きやすかった、こともあります。)

 

⑥ほかに自分のことで知らせたいこと

(これは①、③であまり書くことがなかった場合に自己アピールできます。例えば部活は入っていなかったけど、家でプログラミングが好きでこんな作品を作ったから忍耐力がある、など。)

 

⑦下の3つの中からテーマを一つ選び書く

・尊敬する人

・自分の魅力的な部分や資質

・自分の人生を変えた、または考え方をかえるような大きな出来事

 

(これに一番時間がかかりました。娘は尊敬する人を選びました。これも歴史的に有名な人は逆に難しい、一般的なことしか書けないと判断し、小学校の時の担任の先生、としました。素晴らしい先生だったので書くには苦労しなかったのですが、英語にするのに苦労していました。ニュアンスとかを英語にするのが難しいみたいです。)

受験に必要な書類② TOEFLのスコア

TOEFLのスコアは必要?

f:id:ryugakukun:20170726233412j:plain

 

アメリカのボーディングスクールは400校ちかくあります。調べていると多くの学校がTOEFLスコア、SSATスコア 必要 と書いてあります。

娘は、受験までにTOEFLを4回受けました。

1回目 中3 8月 

2回目 中3 10月 

3回目 中3 1月 

4回目 中3 2月 

 

娘の場合、中学卒業後の9月から留学、学年を落とさず10年生から編入するため、(アメリカの高校は9年生~12年生の4年間)9年生で入学するよりも受験審査が厳しくTOEFLのスコアがカギでした。

 

スコアが思うように伸びなかったので1月締め切りの通常の受験ではなく、

3月全米一斉の合格発表が出たあと、2次募集の時期(春休みのころ)に面接をすることになりました。

 

*2次募集といっても余り物ではなく、日本の学生と同じようにみな複数校受験しているので、例えばテンスクール(全米トップ10の超エリート校)に受かった子は他の良い学校もすべり止めも辞退するので、アメリカ東海岸の学校でも例年空きはあるようです。

 

 

 

 

受験に必要な書類① 日本の学校に依頼した書類

本の学校に依頼した書類

f:id:ryugakukun:20170726225725j:plain

 

ボーディングスクールの受験には、色々な種類の書類が必要でした。

・顔写真(願書用)、スナップ写真(面接時に使用)、

・予防接種の記録

・家族のインフォメーション

・エッセイ(最近読んで感動した本、尊敬する人物についてなど)

・学校内外で取得した賞状や資格合格証(面接時に使用)のコピー

TOEFLやSSATのスコア(成績表)のコピー

・教師推薦状(3名)原本

・成績証明書(過去3年間)原本   など

 

その中で、通っていた中学校へ依頼したのは

 

・教師推薦状(3名)

・成績証明書(過去3年間) の2種類です。

 

成績証明書は面接時に渡せる最新のものを学校に依頼するだけなので、簡単ですが、

 

教師推薦状は3人の先生に英語で書いてもらわないといけません。

具体的には、担任の先生、英語の先生、数学の先生に、依頼します。

 

内容は、その生徒は同学年の他の生徒に比べて知的好奇心、創造力、正直さ、自尊心などがどのレベルかを評価したり、性格や優れている点などを記述(英語で)したりと、かなり時間がかかりそうな書類でした。

 

そのため3月の面接に間に合うように、12月上旬に推薦状を依頼し、1月下旬に受け取りました。